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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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桃太郎伝説外伝 (GB,PCE,FC)

桃太郎伝説外伝

(画像はPCエンジン版)

せっかくだからこれも
タイトルの通り、桃伝シリーズの外伝。
1991年12月にゲームボーイ版
1992年12月にPCエンジン版
1993年12月にファミコン版
というようにほぼ1年毎に別ハードに移植、発売された。
もちろん発売元、開発元はハドソン。

桃伝シリーズで登場した仲間キャラクターの「夜叉姫」「浦島太郎」「貧乏神」がそれぞれ主人公となる3本のシナリオを楽しめるようになっている。
各シナリオは任意で選択できるようになっており、気になる主人公のシナリオからプレイできるようだ。
桃伝シリーズは登場するキャラクターはどれも個性的だと思うのだが、このゲームではその個性に合わせてか、各シナリオ毎で戦闘システムなどが違っており、ある意味シナリオ3本というより、3本の別ゲーム的な楽しみ方ができるのかもしれない。
個人的には貧乏神が主人公でゲームが成り立つのかが興味深いところである(笑)


……ということで貧乏神が主人公のシナリオについて少々調べてみた。
貧乏神は「一人でさびしいから、お金を盗めば皆が騒いでさみしくなくなる」という理由でお金を盗んでいた。
桃太郎に「盗むならば悪い人の心を盗まなくちゃ」と諭される。
そこへ「ぜに王」とやらが不当な商売(ボッタクリの押し売り)をしているのを何とかしてくれと頼まれる。
「正義の盗みでこらしめよう!」と貧乏神は決意する。

……まて!正義の盗みとはいったい!

結局のところ、ゲーム中では「たたかう」→「お金を盗む」になるらしい。もちろん盗んだお金は貧乏神の懐に入る。
はたして教育的に(任○堂審査的に)よかったのだろうか(笑)

もうひとつ貧乏神シナリオで興味深いのは、この桃太郎伝説外伝の3シナリオ中、終始一人旅なのがこの貧乏神シナリオ。他のシナリオでは主人公に同行する仲間がいる。
なんか、せつない。

桃太郎電鉄や桃太郎伝説の敵キャラとしては限りなくウザいキャラクターだが、こうしてみると、案外かわいそうなのかもしれない……。
本人的には悪気はないんだろうなー。(そういう記事を昔どこかで目にした気もする……)

基本的にこのゲームは、桃太郎伝説IIの後のストーリーとなっており、II から登場した夜叉姫のシナリオもIIの1年後の話みたいなので、IIを先にプレイするのが必須なのかな。
ゲームボーイ版、PCエンジン版、ファミコン版と、3つのハードで発売されたが、内容的には多少相違があるようだが、大きく話が変わるところはないみたい。
PCエンジン版では「第1集」となっているが、その後続編は出ていない。どうした、(当時の)ハドソン。

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