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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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忍者ハットリくん

忍者ハットリくん

忍者は修行でござるの巻
が副題。
……気づかなかった……副題があったとは……。

1986年3月にファミコン用としてハドソン(現コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたこのゲーム。
言わずと知れた巨匠、藤子不二雄A先生の漫画「忍者ハットリくん」が元となっている。
恐ろしいことに、私はほとんど原作の漫画を読んだことが無い。さらに、テレビアニメもたまに見る程度だった。
主要登場人物ぐらいなら多分わかる、という体たらくである。
子どもの頃の私はなぜか心惹かれなかったらしい。
しかしながら、テレビアニメのOPソングは結構はっきり覚えている。よほど替え歌が流行ったのだろう(笑)
子どもの頃の記憶というのは恐ろしい。


ハットリくんのお父さんて、こんな人だったんだね
このゲームを友だちがプレイしているところを見て思ったのはコレ。
ちくわと鉄アレイを雨のように降らせる謎の男はいったい誰かと思っていたが、ゲーム雑誌か何かでこいつはハットリくんのお父さんだということを知ったと記憶している。
原作を読んでいないので、ハットリくんの父親が作中に登場している(設定がきちんとある)なんて知らなかったのだ。(調べていたら、母親も登場していたというのを今知った。両親の設定ってちゃんとあったのね……)
当時は鉄アレイをこんなに降らせるなんて、酷いヤツだと思っていた。今で言えば児童虐待だ。
と同時に、ちくわが好きなのは獅子丸(ししまる)という肉団子犬ではなかったかと思っていて、アニメを少し見ただけのの知識しか持たない私には、なんだかよくわからんけどアニメとは違うハットリくんなんだ、と思っていた(笑)

ゲームの難易度は高めらしく、友だちのプレイを見ていた私は、「こんなん、自分にはクリアできないわ」と思っていた。
友だちは、敵として出てくる影千代(ケムマキの弟子の忍者猫)にせっかく貯めた忍術を何度もとられて発狂していた。
その友だちは、数日後にはかなりステージを進めるようになっていて、すごく感心した覚えがある。プレイしまくったんだろうなー。あいつは頑張ってたよ。うん。

子どもには高難度とも言えるこのゲームだが、累計出荷本数150万本という当時としては恐ろしい記録をもっていたらしく、1998年までの12年間破られることはなかったらしい。
難しいが、きちんと忍術の特性を把握し、効果的に忍術を利用すれば進めるという絶妙なゲームバランスだったのかもしれない。
っつーか、当時の子どもって(今もそうかもしれないが)、高い金出して買った(買ってもらった)から難しかろうがクソゲーだろうが、とにかくやるしかなかったっていうのもあるかもしれない……。減価償却というやつか。

子どもの頃から相変わらず私はアクションゲームは苦手だが、当時友だちが到達できなかった神の領域(全エリアクリア)に向かって挑戦してみるのも一興。(投げ出す可能性大)

そうそう、ケムマキって、ケムマキ・ケムゾウっていうのね。っつーか、ケムマキって苗字だったのね。(ほんと何も知らない……)
しかもケムノスケっていう双子の兄までいたのね。
ゲームでは、ハットリくんと敵対しているはずのケムマキがライフ回復してくれる良い人になってる。
その理由は『当初開発側はケムマキを敵キャラとして出す予定であったが、原作者・藤子不二雄Aの「ケムマキは本当はハットリくんの友達なんです」との発言により、急遽変更した』(Wikipedia)ということだそうで。なんとも泣かせる話。

しかし……弟の「ケムシ」って名前はあんまりだろ……。

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