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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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ネクロスの要塞

ネクロスの要塞

食玩のお菓子はちゃんとおいしいんだから

1990年4月に発売されたこのゲーム、発売はアスク講談社。
このゲームの元ネタは、ロッテから発売されていた同名の食玩。
チョコレート菓子にフィギュアとカードが付いていて、フィギュアは温度で色が変わるものだった。カードには登場キャラクターやアイテムが描かれていた。
しかも、ただの収集モノで終わらせないよう、フィギュアとカード、そしてサイコロを使ってファンタジー世界のテーブルゲーム(TRPGっぽいもの?)ができるようになっていた。
箱の裏側にゲームのルールがちゃんと書いてあった。
ストーリーもちゃんとできていて、いっぱい集めてちゃんとゲームしたい!って気にさせられた。(持ってるフィギュアがあまりにも少ないとゲームにならない)
とか言っちゃってるけど、当時の私はあんまりルールをわかっていなかった悲しく愚かな子どもだった。(ゲームの説明書とかきちんと読まないタイプ)


こんなにワクワクできたお菓子だったのに、当時はそれほど人気がでなかった。まわりの友だちでもあんまり買ってるやつはいなかった。
なぜなら当時はあの伝説のお菓子、「ビックリマンチョコ」が流行っていたから。私もシールを集めてた。専用シールバインダーとかに入れてた。懐かしい。
キラキラシールばかりに目が行くけれど、そういう時期が過ぎると、天使、お守り、悪魔で番号が一緒のものをちゃんと揃えていこうという方に力が向いていったので、悪魔シールも結構重要だったりした。
当時よくあったのが、食玩のおまけだけ取ってお菓子を捨てるという行為。それこそビックリマンチョコとかね。
お菓子もちゃんとおいしかったのに、もったいない……。
同じ学習塾に通っていた生徒(学校は違う)が塾帰りに目の前でビックリマンチョコのシールを抜いてチョコ菓子を投げ捨てた時は心底驚いた。
もったいねぇって言ったら、食い飽きただってさ。食い飽きるほど買ってんじゃねぇよ。
ホント、もったいねぇ……。

そんなネクロスの要塞チョコの境遇だったが、そこそこ支持者はいたようで、ストーリー的には第三弾まで出ていたらしい。
第一弾 大魔神ネクラーガ編
第二段 暗黒皇帝編
第三弾 邪神クトゥルフ編
ネクロス復活するたび形が崩れすぎだろw

こんななか、PCエンジンでこのゲームが出たもんだから、やりたくてしょうがなかった。
当時のゲーム番組でのゲーム紹介コーナーで見た戦闘シーンのアニメーションにはかなり興奮した。ファミコンよりすげぇ!って思った。
当時こんなにアニメーションする戦闘シーンのゲームってあったのかなー。


とにかく、当時は食玩のネクロスとテレビゲームのネクロスのでやられっぱなしだったのである。

食玩って、やっぱり子どもには必要だよね。

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