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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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不如帰(ほととぎす)

不如帰

頭の悪い私は最初「ほととぎす」と読めませんでした(泣)

ふにょき?
1にょっき、2にょっき、ふにょき!
……ごめんなさい。


発売は1988年8月。アイレムが発売元で、開発はタムテックスが行った。
舞台は戦国時代の日本で、40人の中から選んだ大名で天下統一を目指すというもの。
Wikipedia先生によると、岡野修身さんという方が、音楽とプログラミングを除くすべての工程を一人で手がけたらしい。

有名どころの戦国シミュレーションゲームとはちょっと違った感じの戦国シミュレーションとなっているようである。
戦国シミュレーションというと、ヘックス型の戦闘とか思い浮かべるのだが、このゲームはヘックスを使わず数値だけで戦闘を行うらしい。
戦闘もそうなのだが、他の操作も内容は簡略化されているようで、結構シンプルな作りになっているようである。
また、プレイヤーの行う作業の流れが決まっており、各作業毎で自分にターンが回ってくるので、その時に該当する作業を行い、全ての作業ターンが完了すると1年が終了するというシステムとなっている。
作業の順番は以下の通りとなっている。
【経略】→【税収】→【移動1】→【戦争1】→【政略】→【移動2】→【戦争2】→【移動3】→【戦争3】→【軍備】

家臣は5人まで雇うことができるらしく、そこで賛否両論なのが、武将のステータスが隠されているというところ。
どの武将を家臣にしておくことがいいのかがわからず、やきもきする人もいれば、どんな特徴を持つ武将かわからないからちょっとリアルで面白い、という人もいて、なかなか興味深い。
なにせ無能な家臣ばかりになってしまっても解雇できないようなので、家臣を変えたいと思ったら、不要となった家臣に無理をさせて亡き者にして空きを作るというゾッとすることをしなくてはならないとか……。実際にもこんなことありそう……。
戦闘の勝敗が士気で決まったりするところも面白いシステムだと思う。
人と人が戦うって考えたら、こういうシステムもアリかなと思う。たとえ相手と戦力差が倍あったとしても士気によって戦況が変わることってありえるからね。

このゲームには、幻のイベントというものがあるらしい。
川中島の戦いのイベントらしいのだが、今となっては制作者ですら再現できないというほど発生条件が激烈シビアらしい。ほんとに幻だな。
やりこみ要素までそろっていると言うことか(笑)

ゲームなのにやけに現実的、かつ人間臭い思考を求められる感じで、実に興味深い。
「完成度が高い」という評価が多く、発売から20年以上経った今でも遊べるゲームとして紹介しているファンの方は多い。
戦国シミュレーションをまた違った角度から楽しませてくれるかもしれない。

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