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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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ビューティフル ジョー

ビューティフル ジョー

VIEWTIFUL JOE

スペル間違いではありません(笑)

「VIEWTIFUL」とは、VIEW(眺望) + BEAUTIFUL(美しい)の造語なのである。
説明書によると、
『人の目を奪って離さず、その心を忽ち悩乱の境地へと誘う程、揺るぎ無き、果てし無き、偽り無き「美々しさ」が備わっている様を表す』
だそうで。
ヒーローは常に強く、そして美しくならねばならんのだぁ!((北斗の拳の)ユダ的な?)


2003年6月にカプコンより発売された本作は、半年後の同年12月に「ビューティフル ジョー リバイバル」として最低難度「KIDS」よりもさらに難度を低くした「SWEET」を追加した廉価版が発売される。
なぜSWEETが追加されたかというと、どうやら最低難度のKIDSでも難しかったからだとか。
どんだけ難度高いのよwww
さらに翌年の2004年9月にはプレステ2への移植にあたる「ビューティフル ジョー 新たなる希望」が発売された。
「新たなる希望」ではデビルメイクライシリーズのダンテが隠しキャラクターとして用意されているらしい。
余談だが、もともと任天堂ハードであるゲームキューブ用として発売された本作には、ファミコン用の周辺機器「ファミリーコンピュータ ロボット」がゲスト出演していたのだが、それがそのままプレステ2用である「新たなる希望」でも出演するため、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)のハードに任天堂のキャラが出演するという珍現象が起きているらしい。
開発はクローバースタジオ(カプコンの100%出資の子会社。2007年解散)が行った。

17歳の高校生、主人公ジョーはいわゆるヒーローオタだった。
ある日、数あるヒーローの一人「キャプテンブルー」の映画を幼馴染であり恋人であるシルヴィアと見に来ていたところ、なんと映画の中では主役のキャプテンブルーが悪の組織ジャドーに負けてしまった。それどころか映画の中から謎の影が現実世界に出てきてシルヴィアを映画の中へと拐っていってしまう。
シルヴィアを追って映画の中へと入り込んだジョーは、敵に敗れたキャプテンブルーからVウォッチなる変身ウォッチを譲り受け、自らが憧れたヒーローとなりシルヴィア救出に向かう。
というのがストーリー。
ちなみに幼馴染のシルヴィアはジョーより2歳年上の19歳。姉さん女房かぁ……。
かなりアメコミ映画的な演出が意識されており、全体的に派手でシャドウが濃くて美しくて、ビューティフルらしい(笑)

ゲーム内容は横スクロールアクション。ベルトコンベア型っぽい感じらしい。ライフ制。
攻撃にはパンチ、キック、あとはジャンプ(2段ジャンプまで)と、攻撃種類はシンプル。
このゲームの最も特徴的なシステムは、「VFXパワー」といわれるもの。
VFXとはVisual Effects(ビジュアル・エフェクツ)のことなんだって。一言でいうと「視覚効果」らしい。
VFXパワーには幾つか種類があり、攻撃力を上げて画面全体の動きを遅くして敵の攻撃を完全回避でき、映画「マトリックス」のような弾避けができたりするのがビューティフルな「SLOW(スロウ)」や、逆にジョーの動きを高速にして高速連続攻撃ができるようになる、「MACHSPEED(マックスピード)」などがあり、どれも映画の撮影用法をモチーフにした攻撃技となっており、攻略をより有利にするためだけでなく、自分のプレイをビューティフルに演出できるようになっているようである。
VFXパワーを使いこなせれば超爽快間違いなし!らしいよ。

コミカルなアメコミチックなキャラが画面狭しと暴れまくるのが非常に爽快なアクションゲームのなっているようなのだが、難易度がかなり高いようである。
先にも述べたように、後に発売された「リバイバル」では最低難度のKIDSよりもさらに低難度である「SWEET」が追加する措置などは、本作のベース難度がかなり高いことを裏付けるているとも言える。
ゲームバランスが破綻しているわけではなく、高難度だけど緻密。自分の上達を実感できると評価されている。
アクションゲームが苦手な私には少しきついゲームかもしれないのだが、やっぱり面白そうなゲームである。
超絶うまくなって「俺ってビューティフルだろ?」って言ってみたい……。(多分ムリ)

本作は一番最初はゲームキューブじゃなくてゲームボーイアドバンス用のゲームとしての企画から始まったんだとか。
また、「華麗に避けて、敵を撃つ」の実現のために参考にしたのは、ファミコン用ソフト「マイクタイソン・パンチアウト!!」なんだとか。

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