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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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Linda3(リンダキューブ)

リンダキューブ

サイコスリラー&ハンティングRPG
奇抜でグロくてアレなゲームらしい(意味不明)
18歳以上推奨指定作品。
エロよりもグロだからっぽい……。期待していた人は残念?
CMもテレビではなく映画館で流したという。
色んな意味でPCエンジンに引っかき傷を残した作品のようだ(笑)


1995年10月にNECホームエレクトロニクスより発売された。
開発はアルファ・システム。後に「俺の屍を越えてゆけ」などを作った会社。
また、「天外魔境」シリーズの桝田省治氏がシナリオを手がけた。

このゲームのストーリーは簡単に言うと、8年後に隕石の激突で壊滅してしまうことが決定的となった「ネオケニア」という惑星で、主人公とヒロインの2人が惑星内の動物を8年間の間に可能な限り集めて「箱舟」と呼ばれる宇宙船につみこみ、この惑星から脱出する、というもの。
世界の滅亡を阻止しないRPG。っつーか阻止できない(笑)
ゲーム中の時間で8年間という制約の中で、とにかく動物を捕獲していくことが主な目的らしいのだが、動物の捕獲は一筋縄ではいかないらしく、レアな動物になると、こんなの無理でしょ!的な条件になるらしい。
また、集める動物はつがい(雄雌一体ずつ)で捕獲しなくてはならず、性別によっても出現条件が違うものがあるらしいので、より試行錯誤が必要とされることが考えられる。
これはかなりやりこみ度が高そうだ。

このゲームはシナリオがA,B,Cと3つシナリオが用意されているようで、それぞれがパラレルワールドとして全く違う展開となるようだ。
ちなみにヒロインのリンダの名前がA,B,Cのシナリオで違っているようで、こちらのサイト(ゲームカタログ)によると、シナリオAは「リンダ・アウレア」、シナリオBは「リンダ・バーニング」、シナリオCは「リンダ・チャレンジャー」となっており、アルファベットではAurea、Burning、Challengerとなり、アルファベット記述の最初の一文字がシナリオに合わせてあるらしい。

ストーリーもそうだが、システムもなかなかひねられているようで、その一つに捕獲する動物の多くは戦闘で瀕死の状態にして捕獲するシステムなのだが、戦いすぎてレベルが高くなってしまうと、捕獲対象の動物を瀕死の状態にすることが難しくなる(敵対する動物のHP以上のダメージを与えると肉塊となって飛び散ってしまう……)というある意味逆転現象が発生するという。
当時としてはかなり斬新なシステムだと思う。
このゲームが「早すぎたポケモン」と言われる所以か。(もしくは「早すぎたモンハン」)

このゲームは普通のRPGに飽きたら是非、と勧めている方が多い。
それだけパンチの効いた内容なんだろうけど、ゲームバランスも悪くないからなんだろうと思う。
これでやりにくいゲームだったら、わけのわからんクソゲーで終わっていたかもしれない。
この偉大なバカゲー(?)を是非とも味わってみたいものだ。

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