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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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ダイナマイト刑事

ダイナマイト刑事

おれのぶきをしってるかい?
モップ!柱時計!コショウ!

ずいぶんとインパクトあるCMだったなぁ……。


1997年1月にセガ発売されたベルトスクロールアクションゲーム。
フルポリゴンによるベルトスクロールアクションゲームは、業界初となるらしい。
1996年にアーケードで発表されたゲームをセガサターンへ移植。
パッケージを見ると、主人公の男性のイメージをよく見てほしい。あの人に似ている。そう、最も不運で死なないあの人に。
それもそのはず、もともとはブルース・ウィリスが主演で有名な「ダイ・ハード」のゲーム化企画だったらしい。

ダイナマイト刑事のパッケージ


「ダイ・ハード」の版権取得が日本での発表に間に合わなかったらしく、日本では「ダイナマイト刑事」として売り出されたみたい。
海外版を発売するまでには版権が取得できていたので、はれて「Die Hard Arcade」というタイトルで発売できたようだ。
ちなみに日本国内版の主人公の名前は「ブルーノ・デリンジャー」
海外版は「ダイ・ハード」にあわせて、ちゃんと「ジョン・マクレーン」となっているらしい。

2人同時プレイが可能なこのゲーム。1Pは男性警部補「ミスター・ダイナマイト」こと「ブルーノ・デリンジャー」、2Pは23歳にしてSWAT隊長というオドロキの婦警「シンディ・ホリデイ」を操って、テロリストによって占拠されてしまったビルを鎮圧し、人質にされた大統領の娘「キャロライン・ヨーコ・パウエル」を助け出すというのが目的。
……なんだけど、大統領の娘「キャロライン・ヨーコ・パウエル」というのが、当時のポリゴン技術のせいか、かなりの不細工仕様という結果になったらしく、行動の愚かさや、さらには助け出された後のセリフにより、性格の悪さが露呈され、「助けたくないヒロイン」の称号をうけることとなるほどのキャラクターに仕上がっているらしい。

キャロライン・ヨーコ・パウエル

まあ、確かに……不細工っていうか……ちょっと怖い?

このゲームにはオマケゲームとして「ディープスキャン」というゲームが収録されていて、コンティニューのためのクレジットはこのオマケゲームをプレイしないと増えない仕様になっている。
「ディープスキャン」は1979年にセガからアーケードで発表されたゲームらしいが、コンティニューのためとはいえ、このゲームをついついやりこむ人もいたようだ。

当時のインパクトあるテレビCMのおかげなのか、本作には興味津々だった。
ポリゴンがカクカクだったとはいえ、なんか、アーケードゲームがそのまま家庭用ゲームにやってきたっていう感じがすごいした。
ST-V基板というセガサターンと互換性のある基板でアーケード版は作られていたので、移植度が高いというのもあったのだろう。まあ、当時はそういうの知らなかったけどね。
なにより面白そうだった。なんというか、良い意味での適当感が出ていて、「バカゲーだぜ」っていうのが自然と出ていた。
私も友人たちも時間のあったあの頃にみんなでプレイしておけばよかった……。なんてもったいない……。
でもあのころはお金なかったからなぁ……。

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