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レトロゲームへの妄言

当時やってみたいと思ってたけどできなかったゲーム。
当時はそうでもなかったけど、情報が手に入りやすくなった今、発売当時の情報や、プレイレビューを読んでやってみたくなっちゃったゲーム。
今プレイしても何らおもしろくないかもしれないけど、とりあえずやってみたいゲームをつらつらつらと。
家庭用レトロが主。

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新桃太郎伝説

新桃太郎伝説

とにかくカルラがクズ
ってほんと?

前回紹介した桃太郎伝説 II とは別物らしく、II と同名のキャラクターが多数登場するが、設定が結構違う。
また、桃太郎伝説 II は1作目より3年後の話とされ、新桃太郎伝説は1作目から6年後の話となっていて、II の続きかと思いきやそうでもない。
どうも桃太郎伝説 II を大幅にリメイク・発展させたものらしい。
Wikipedia先生によると、桃太郎伝説 II はPCエンジン版『桃太郎伝説ターボ』の続編、新桃太郎伝説はファミコン版『桃太郎伝説』の続編と位置づけているようだ。
なんとまあ、ややこしい。


発売は1993年12月、開発・販売はハドソン(現コナミデジタルエンタテインメント)。
1作目では桃太郎は6歳という年齢設定だったはずだが、そこから6年というと、12歳。小学校で言えば6年生。生まれた月によっては中学生かもしれない。立派な思春期の入り口である(笑)いろんなことに興味でてくるよね!
そんな年齢設定だからなのか、ストーリーはギャグ路線を抑え、シリアスに重きをおいているようだ。シリーズ初として登場人物の命が奪われるシーンもあるらしい。
いささか12歳には過酷な旅のようだ。まあ、前作では6歳でエンマ大王をこらしめているとか、正気の沙汰じゃないけどな。
隠れテーマとして「大乗仏教と小乗仏教の対立」、というのがさくまあきら氏の頭にはあったらしいが、私には大乗仏教とか小乗仏教とかよくわからんので、ピンときていない(笑)

システムについては当時かなり斬新なシステムだったようだ。
戦闘に「天候」の概念を取り入れたり(天候によってキャラクターの能力などが変化する)、絶好調になるとキャラクターの能力が上昇したりと、戦闘システムに工夫がこらされている。
また、興味深いのが、一般的なRPGだと、仲間のキャラクターは主人公の後ろを一列になって歩くものが多いのだが、このゲームでは村や都などでは主人公の列から離れて自由に歩き回るらしい。
しかもキャラクターごとに個性がつけられており、動き方が違うようだ。
「いつも主人公と一緒というわけではないよ」、「俺等だって、町では自由に一息つくことだってあるんだよ」、ということを表現しているのか、なかなか面白い試みである。
ストーリー後半では「自分の城」という所謂仲間キャラの待機所がつくられるらしいのだが、そこで待機しているキャラたちのセリフもかなり用意してあるらしく、登場するキャラクター達に個性を持たせることをかなり重要視していたようである。
確かに、登場する仲間キャラクターは金太郎や浦島太郎など、御伽噺では有名どころの主役が脇役として登場することを考えれば、それらに個性を持たせることは必然だったのかもしれない。

このゲームの評価は概ね高い。特にストーリーが。
しかし、ことごとく言われているのが、操作性が悪いというところ。
キー操作の反応が悪く、ウィンドウが開くのが遅いとか、一度に多数のアイテムを使う時の操作効率が悪いとか。
また、戦闘の難易度がかなり高いというのもよく目にした。
まあ、結局のところ自分でプレイしてみなければどういうところが悪いのかは理解はできないのだが、「桃伝シリーズの傑作だ」と言う人もいるくらいだから、プレイしてみる価値はありそう。

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