レトロゲームへの妄言

FOR MEGADRIVERS CUSTOM
メガドライブ愛好家（セガ信者とも言う（笑））に送る高難度アクションシューティングゲーム
メガドライブの性能を限界まで引き出したグラフィックといわれ、なおかつ、高難度を好むヘビーなゲーマーが多かったメガドライバーのために「トレジャー」が出した一つの答えだったとも言われた、メガドライバーのためのゲーム。（言い過ぎ？）

1995年2月にセガから発売された。開発はトレジャー。
トレジャーといえば、メガドライブ「ガンスターヒーローズ」や、セガサターンの「レイディアントシルバーガン（アーケード移植）」、ドリームキャスト「斑鳩（アーケード移植）」など、どれも伝説級のゲームを世に送り出しており、「セガハードにトレジャーあり」とまで言われた。
セガ信者にとってかけがえのないメーカーだといえ、セガ信者というわけでもないが、私も大好きなゲームメーカーである。
このメーカーのゲームなのにプレイできていないのが悔しい。
だが、アクションゲームが苦手な私にとって、高難度と公言されているこのゲームに手が伸びないのも事実。くっ……。

ゲーム内容はステージクリア型の横スクロールのアクションシューティングゲーム。全25ステージ。
使える武器は6種類あり、ゲーム開始時に4種を選択する。同じ武器を2種類選ぶこともできるようだ。
武器には残弾数があり、残弾が0になると、攻撃判定・攻撃力が激減する仕様らしいのだが、残弾が減った武器は一定時間無使用であれば、残弾は自然回復するらしい。
武器はステージを進む中でアイテムとして出てくるので、取得することによって武器の組み合わせを変えたり、残弾数の底上げが可能。
プレイヤーキャラはライフ制であり、ライフがなくなるとゲームオーバー。
また、ステージには残り時間が設定されており、残り時間が0になってもゲームオーバー。

他にも色々と特殊コマンド的な操作があるようで、攻略のためには基本操作の他に特殊操作もマスターすることが求められ、敵の攻撃パターンの把握や有効な武器の組み合わせなどを試行錯誤しながら進むことになる。
いわゆる「覚えゲー」というやつか。

このゲームの評価はやはり高い。
トレジャーのお家芸ともいえるデカキャラ多間接がヌルヌル動くメガドライブの限界性能を駆使した派手なグラフィックや、ボス戦が続いているかと思わせるようなテンポの良いステージ構成、なにより高難度なのに破綻していないゲームバランスなど、総合的に高評価を得ている。
作り手のこだわりが詰め込まれ、それがきちんと表に出ているということなのだろう。

トレジャーのゲームで初めてプレイしたのは「ガンスターヒーローズ」。
派手で爽快な演出、音楽もすばらしかった。デカくてヌルヌル動いたボスキャラを見たときに、これホントにメガドライブのゲームなのかと思った。それほどインパクトがあった。
そして個人的にとてもすばらしいと思ったのは「効果音」。
ドッカンドッカン爆ぜる効果音がすげー気分よかった。シューティングとかアクションは効果音も重要なんだなーと、改めて思わせてくれた。
この「エイリアンソルジャー」もそうであってほしい。いや、そうであるはずだ。トレジャーはそんなところで手を抜かない。
そう、「手を抜かない」というところがトレジャーを多くの人が信頼する大きな要因なんじゃないだろうか。

瞬殺必至だろうけど、やっぱり挑戦してみたいゲームだ。

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